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造形美を意識した筋肉のつけ方、ダイエットの方法、フィットネス関連の情報を配信します

知らなきゃ良かった!【トレーニングにまつわる5つの真実】

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こんにちは!

 

ダイキです。

 

さまざまな経験を得て、現在はパーソナルトレーナーとして活動し、美ボディコンテストでいくつか賞をいただいております。

 

皆さんは「運動」について深く考えたことはありますか?当然のことながら僕はそこまで考えたことはありませんでした。僕の目標は「海外の人のようなかっこいい体になりたい」で、運動をとにかく行えばいつかきっと報われる、そう思い努力は必ず報われるをモットーにひたすら筋トレに励んでみました。しかし、その努力とは裏腹に、結果は中々表れず「自分には筋トレの才能がない」と思ってジムを退会した経験があります。

しかし、長年経った今では美ボディコンテストで賞をいただいています。皆さんはきっと「ダイキさんだから賞を取ったんでしょ?結局は筋トレを続けた才能じゃないですか」と思う人もいるかもしれません。しかし、これは断言します。もし中々結果が現れないのであれば、それはあなたの努力の仕方が間違えているのです。

 

今回の記事ではそんなトレーニングにまつわる5つの真実を提示いたします。そして「これをみてよかった」と思い、トレーニングをもっと効率良く行うことができるでしょう。

 

努力とは

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努力とは

目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。

を言います。

 

一生懸命頑張ればいいというように見えますよね。ただ、目標に向かって行う努力には努力の方向性というものが存在します。例えば、あなたが東京に住んでいて名古屋まで向かう目標があるとします。東京から名古屋まで自転車で行くとしましょう。それは確かに骨が折れる作業で、とても努力をしています。ですがとても効率が良いとは言えないですよね。それよりも、東京で日雇いのアルバイトでお金を稼ぎ、新幹線で名古屋まで向かった方がはるかに効率がいいと言えます。後者の方がスタートはゆっくりです。一見効率が悪いように見えますが、一番効率が良い方法です。このように、努力には方向性があり、そこを間違えてしまうと「時間」と「お金」がただ浪費してしまうことになります。いわば「時間」と「お金」をドブに捨てているようなものです。

 

ここで知っていただきたいのは正しい努力の仕方があるんだよということ。では次に5つの真実を理解して努力の方向性を少しずつ定めていきましょう。

 

ジムに通うよりパーソナルを受けた方が安い

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初心者の方はフィットネスジムに通うよりも高額なパーソナルトレーニングを受けた方が結果的には安くなります。「それは嘘だ。」と思う方もいるかもしれませんね。できるだけその真実をわかりやすく説明していきます。

 

仮に、月会費(7,500円)があるフィットネスジムだとしましょう。あなたは目標があり、結果を出すために張り切ってジムに入会しました。

ですが入会手続きを終えるとスタッフからは「どうぞ!ジムを楽しんでください!」と言われたきりで何をして良いのかわからない状態です。とりあえず知っているウォーキングマシンに手をかけ、ひたすらウォーキングかランニングを繰り返します。

ある時、ジムに行ったら人が少なく、ジムに置いてあるマシンがガラ空きです。そこで一度はマシンを動かしてみようと背中を鍛えるマシンに挑戦します。がしかし、腕の前ばかりに効いてしまい、違うマシンへ移行します。今度は胸を鍛えようと胸を鍛えるマシンに挑戦してみますが、それでもなかなか胸に効かせられず、腕ばかりに効いてしまう。そうこうしているうちに人がジムに来てマシンから離脱、またバイクやウォーキングマシンへ戻って有酸素運動の繰り返し。家に帰ってから、なんで腕ばかりに効いてしまうのかと疑問に思い、そこでネットやYouTubeを参考に1日空けてもう一度挑戦してみます。がまた腕に効いてしまう。その繰り返しを行なっているうちに、綺麗な体を目指していたのに腕ばかりが太くなっているような感覚と、いつの間にか4ヶ月も通っていることに気がつきます。

ここで別れるのが「頑張ってなんとかしようとする人」と「諦めて休会•退会申請をする人」

「諦めて休会•退会申請をする人」は筋トレ自体を諦めてしまっているため、この話からは除外します。「頑張ってなんとかしようとする人」はひたすら自分のトレーニングのフィードバックと実行の繰り返しを行います。YouTubeや本、ネットの情報を参考に繰り返し理解するまで実行します。ですが、何日も何日も自分で調べては実行の繰り返し、たまに失敗することもあれば諦めずに頑張ってトレーニングを行います。すると1年があっという間に過ぎていき、それでも繰り返し繰り返しトレーニングのフィードバックをしているところ、やっと本質を掴むことができました。しかし、自分にあったトレーニングを見つけ出すのに3年かかりました。(3年はかなり早い方です。)ここで、自分にあったトレーニングを見つけるまでに発生したお金は

月会費7,500円×3年(36ヶ月)=270,000円

ふと疑問に思います。ここまで時間をかける必要があったのだろうかと。

 

パーソナルジムの場合は、トレーナーがマンツーマンでついており、あなたがメニューを組み立てなくてもあなたの目標に合わせたトレーニングメニューや食事プログラム(ジムによる)がついてきます。ですので、高額ではあるが、あなたが時間とお金をかけた労力を一瞬で手に入れることができるでしょう。(平均して2〜3ヶ月程度)

 

パーソナルジム(ここでは私のジムの値段を参考に算出します。)とフィットネスジム両方通っている場合、

月会費7,500円×平均3ヶ月+24回コース(198,000円)=220,500円

差額としてはパーソナルジムの方が約5万円ほど節約につながります。

 

「いやいや、これはあくまで予測でしょ?自分はもっと早く技術を習得できる。」と思われる方もいると思います。確かに、簡単に技術を手に入れられる人も稀にいるでしょう。しかし、その簡単に技術を習得できる人はそこまで多く存在しません。初めてラケットを握ったとき、上級生との試合はできなかったはず。幼稚園児がいきなり2輪車に乗れなかったはずです。それと同じく、トレーニングも習得するのに時間とお金が必要となってしまうため、予めここを理解しておくと諦めないで済むか、時間とお金を節約することにつながってくることでしょう。

 

整体・マッサージは一時的効果である

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皆さんはひどい肩こりや腰痛に見舞われたらまずどこに向かいますか?きっとほとんどの方は整体やマッサージ店に向かわれると思います。確かに人の手で凝り固まった体をほぐしてもらったほうが効率がいいように思えますよね。私自身も何回か通った経験があります。そしてマッサージや整体は肩こりや腰痛で悩まされていたところが楽になり、効果を実感し、何回も通うことになります。が、整体やマッサージでの効果は1日〜7日間程度だったことなのはご存知だったでしょうか。だから施術をしてくれる先生たちは口を揃えて「何回か受けてくださいね。」といいます。しかし、根本が治っていないため、ずっと通い続ける羽目になり、通わなくなると肩こりや腰痛にまた悩まされることになるでしょう。

では、その根本はどうやって直すことができるようになるのか。答えは"機能していない筋肉を起こしてあげること"です。

同じ姿勢で筋肉が機能していない、もしくは使われていない筋肉が存在するから筋肉が凝り固まったり、筋肉を使わない分関節に力が加わってしまって腰を痛めたり、肩を痛めたりてくるのです。デスクワークの方だと前のめりの姿勢が常に続き、肩甲骨あたりの筋肉が機能せず、凝り固まり肩が痛くなります。座りっぱなしの人は腸腰筋がうまく活動せず、筋肉がゆるゆるの状態になり、立ち姿勢になる際に反り腰になり、腰を痛めてしまう。

その根本である筋肉の機能の使い方を知らない限りは一生整体、マッサージ、理学療法通いになることでしょう。

そんな筋肉を動かすためにも、お医者さんの方ですらパーソナルトレーナーをつけて運動をされていらっしゃいますので、体の機能の不調があるのであれば、マッサージや整体ではなく運動の方法を見直すことをお勧めいたします。

 

筋肉は簡単にはつかない

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「筋肉ゴリゴリになりたくないからあえて筋トレを行なっておりません。」という女性の方、非常に多いと思います。しかし、筋肉というものはそう簡単につきません。筋肉を大きくするためには以下の要素が必要となってきます。

  1. 基礎代謝以上のバランスの取れた食事
  2. 高重量で適切な筋肉の部位に効かせる
  3. 男性ホルモン

これらを揃えることによって、初めて筋肉を大きくすることができるのです。

基礎代謝以上のバランスの取れた食事

基礎代謝以上の食事の食事とは、人にはそれぞれ基礎代謝というものが存在し、それ以上食べれば太るし、それ以上食べなければ痩せることができます。筋肉をつける際に、気をつけなければいけないのはただ食べて大きくなるという考えではなく、タンパク質・炭水化物・脂質それぞれのバランスを考えてオーバーカロリーをしなければいけません。なので、マックや牛丼、寿司や焼肉などでカロリーを稼ぐのではなく、体のいい食材でカロリーを稼ぐのです。

しかし、栄養素のある体にいい食材は基本低カロリーなものが多いので、筋肉ゴリゴリの人たちは食事回数を5〜7回に増やしてこまめに栄養を補給して筋肉を増やしているのです。

 

高重量で適切な筋肉の部位に効かせる

ただ重量を上げるのではなく、しっかりとしたフォームで適切な重量を上げることが大切です。漸進性過負荷の原則というものがあり、重量と筋肉量は比例するという考え方があります。ですので、筋肉ゴリゴリになりたければ胸を鍛えるベンチプレスを100kg以上、背面全体を鍛えるデットリフトを200kg以上、足を鍛えるスクワットを100kg以上持ち上げることが必要なので、それができる人は筋肉がゴリゴリになると言っても良いでしょう。

 

男性ホルモン

筋肉ゴリゴリの人の多くは男性に当てはまるものが多いです。基本女性の方は男性ホルモンが少なく、どちらかといえば筋肉がつきづらいと言っても良いでしょう。女性でビルダーのようなムキムキの方は男性ホルモンが増える注射か薬を飲んで筋肉を育てていることが多いので、ムキムキになると言った考えは捨てても良いでしょう。女性の方は筋トレをすると筋肉が動いて周りについている脂肪が燃焼されていくというイメージの方が当てはまります。

 

レーニングで重要なのは骨

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筋トレで重要なのはとにかく筋トレをすること。と思う方多いかもしれません。しかし、ただ筋トレを行なったとしてもなんでそのトレーニングをやるのか、どこの筋肉を動かしているのかがわからない人が筋トレを行なってもそこまで大きな成果を期待することはできないでしょう。実際にジムに入会してトレーニングを半年続けたけれど結果あまり変わらなかったという人はそのような原因があります。

上半身の動きで特に大切なのは”肩甲骨”であったり、下半身の動きで重要なのは”股関節”であったりと、骨や関節を意識して行うトレーニングの方が遥かに成長スピードが上がります。ここで「なんで?」と思った方は一度トレーニングを専門家に見てもらうことをお勧めいたします。

目の前のフォームよりも、その見えない本質の方がとても重要です。筋肉が付随しているのはやはり骨なので、脳で骨をコントロールする方が成長スペードをあげて成果をあげやすくすることができるでしょう。

 

部分痩せは不可能。

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お腹周りの体脂肪を減らすには腹筋をやりましょう。とよくTVやネットで言われておりますが、お腹周りの体脂肪を腹筋で消化するのはほぼ不可能と言ってもいいです。一昔前に「部分痩せトレーニング」というものが流行りました。しかし、体脂肪を落とすためには筋トレだけだとあまりにも消化エネルギーが少なく、部分痩せをすることはあまり現実的ではないと言えます。また、食事制限や有酸素運動(ランニングやバイク)といったものだけだとただガリガリに痩せ細ってしまうので、筋トレ+食事制限+有酸素運動といった組み合わせが女性らしい体で体脂肪率を下げることができます。

そしてその筋トレ+食事制限+有酸素運動といった組み合わせにより、「全体的」な体脂肪率を下げることができるので、お腹周りを減らすには腹筋、二の腕を減らすには腕の後ろのトレーニングを組み合わせることは現実的ではなく、むしろスクワットやラットプルダウンなどの大きな筋肉が動く場所を稼働させ、食事制限と20分程度のウォーキングを行った方が遥かにお腹周りや二の腕などの体脂肪率を下げることに効果的だといっても良いでしょう。

 

まとめ

人の体は単純ではなく、複雑な構造でできています。「簡単に〇〇」や「これをやるだけで〇〇」という商品はほぼ騙される確率が高いです。また、「ジムに入会すればなんとかなる」と考えている方も気をつけましょう。例えて言えば、先生のいない教科書だけ置いてある英会話スクールに通えば英語が上達すると思っているようなものです。

 

努力の方向性はとても大切なのです。これを機に運動に励んでいただき、効果を実感して人生そのものを楽しんでみてはいかがでしょうか☺️